Main | クーセヴィツキー(その1) »

Wednesday, August 25, 2004

第1回です

皆様、はじめまして。Tandoと申します。
音楽関連の話題を中心に扱う目的で、当ブログをこの度立ち上げました。
日頃聴くジャンルはクラシックを中心に、フラメンコ、民族音楽、また、ロックもブルーズも、ジャズもシャンソンも(このあたり順不同です)、聴きたいものを気儘に、という感じ。
CDは平均すれば週に3~4枚くらいのペースで増えてます。
かつてはサイトの運営を試みたこともあるのですが、欲張りすぎて出だしから躓いてしまいました。
上述のような聴き方と相まって、日々移ろう感興を新鮮なままにコンテンツ化してゆくことの難しさ。その点でブログという形式は、私にとって目下のところ最適な情報発信形態だと思います。
全くの見切り発車ですが、息の長い更新を目指しますので、どうぞよろしくお願い致します。


さて、記念すべき第1回。えてして私は、こういう機会に力みすぎて後が続かなくなるのです。RPGでNew Gameを立ち上げると、ネーミングの段階で最低一時間は迷うのが常…と申せば、私がいかなる性分の人間か容易におわかり頂けることでしょう(^^;
そんなわけで、殊更に気負うこともなく、最近『いいな』と思ったCDから始めたいと思います。

先日、とあるストアを訪れたところ"complete BLUES"というデジパック仕様のタイトルが20点ばかり入荷されていていました。チャーリ-・パットンやブラインド・レモン・ジェファソンといった戦前の人々から、マディ・ウォーターズあたりまでを網羅した、相当な充実ぶりです。
それに加えて、1点あたりの価格が1000円弱というのですから、未聴のアーティストをフォローする好機として申し分ありません(^-^)

その日私が購入したのは、ブラインド・ウィリー・マクテル(1901-1959)の録音を集めた1枚。
http://www.instant-shop.com/snapper/product8230018.html?session=1839298006348

有名曲ながら入手が比較的難しかった『ステイツボロ・ブルース』も、ちゃんと収録されてます。
SONYの2枚組『ザ・コンプリート・ブラインド・ウィリー・マクテル』(SRCS 7388-9/廃盤)には入ってなかったんですよね。同系列Epic/SONYの、リロイ・カー『ブルース・ビフォア・サンライズ』(ESCA 7514)にも、『ハウ・ロング・ハウ・ロング・ブルース』が入ってなかったりするし…。レコード会社が違うから、正規リリースである以上仕方のないことなんですけどね。それでも、もどかしい限りです。

そんな経緯に気詰まりを感じたまま、ずっと未聴だったブラインド・ウィリー・マクテル。その素晴らしさに触れた今、上述SONY盤を入手しなかったことを、猛烈に悔やみ始めました。これから頑張って探そう。

まず耳を奪われるのが、12弦ギターが紡ぐシンフォニックな音。この人は譜面が読めたということですが、一聴しただけでも、さもありなんと思われます。声質は丸みを帯びたハイ・トーン、それがまたある種の哀調となって、ギターとともに緩やかな波形を描きながら聴く者の心に浸透します。
そう思って聴いていると、ぐっと声のトーンが落ちたラグ・タイム調のナンバーが現れて、些か面食らうことに。録音データの記載が無いもの、収録音源の年代にはかなりの幅があるみたい。印象の差は、そのままマクテルのスタイルの変化に伴ったものであることに気付かされます。
私の心を捉えたのは、どうやら1920年代末の、マクテルにとっては初期に属する録音であるようです。そうなると、今後どういう音源を探すべきかも自ずと定まってきますね。

まだ心象を深めている最中なので、結局大した感想は書けませんでした。
でも、また1つ新しい音楽との出逢いがあって、それをこうして留めたということで、第1回目としては悪くないトピックかもしれません。

TVをつけたら、偶然ルネ・ラルーの『ガンダーラ』(1987)の放映に遭遇、鑑賞の傍らでテキストを打ち込んでいたらこんな時間になってしまいました。
うーん、正直言って『ファンタスティック・プラネット』(1973)ほどの衝撃は無かったなあ。怪異・奇抜なイメージ群は変わることなく素晴らしいのですが…。
なんと言うか、あの硬質で冷ややかな幻想性が後退しているように感じます。
 

|

Main | クーセヴィツキー(その1) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




Main | クーセヴィツキー(その1) »