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Sunday, November 28, 2004

サントリー山崎蒸留所を訪ねる

昨日、今日と出掛けて参りました。
順番が前後しますが、まずは今日の話から…。

今日は友人と連れだって、サントリーの山崎蒸留所を訪れました。
事前予約制の工場見学ツアー(無料)が約50分。その後、ウイスキー館のゲストホールで、サントリーの自信作「山崎 12年」と「響 17年」とをテイスティング。ちょっとしたおつまみまで付いて、やはり無料です。
このツアー、それこそ何年越しかで訪れているので、正直言うと見学行程はあらかた覚えてしまっているのですが…その割に、アンケートでは毎回「2回目」って記入する辺りが、我ながら実に卑しい…(^^;

そうは言っても、今回はちょっと目新しい箇所がありました。
先頃募集が始まった、オーナーズ・カスクの専用区画が、貯蔵庫の中に設けられていたのです。

このシステム、まずはオーナーズカスク見学とテイスティングを申し込み(1万円)、納得ゆくまで吟味を重ねます。その上で気に入った原酒を樽ごと買い切ってしまうのです。
1樽当たりの価格も最低が50万円、最高では3000万円と云うのですから…うむむ。
幾らウイスキーが保存性に優れた酒であるとは言っても、恐らく投機性は皆無に近いと思われます。個人購入の対象としては、まさしく究極の贅沢ですね。わたくしには到底真似出来そうにありませんね、ハイ。
複数人で「ウイスキー講」を結成するのも良い方法かもしれません。ただ、どの樽を選ぶか、意思統一が大変そう…。
そんな事を考えている間にも専用貯蔵庫では、成約したオーナー氏が鏡板にご自分のサインを入れておられました。ああー、この身の裡にルサンチマンを認めずにはいられない瞬間だわ。

ちなみに樽ごと買い切りとは言っても、全て瓶詰めの上で届けられる、との事。空樽は取り扱いが危険な上、乾燥すると分解する危険性があるため、譲渡頂けないのだそうです。残念ですね。
ただ、鏡板を壁掛けにあしらって、記念贈呈して貰えるのだとか。

さて、蒸留所を訪れる大きな楽しみの一つに、テイスティングカウンターでの有料試飲があります。
サントリー銘柄のウイスキーは勿論、シングル・モルトを中心に、各国の様々な銘柄をテイスティング出来るのです。
あ、国内の競合各社の銘柄は置いてません。

…なんだか今日は、心なしか筆致がねじくれているような…。

ともあれ、一瓶買えば随分な値のする銘酒を数百円単位で試す事が出来るのですから、自分好みの銘柄探しにはうってつけの場と言えるでしょう。わたくしの好みもまた、此所に足を運ぶ事で固まったようなものです。

また、此所でしか味わえないものもあります。
例えば、樽で熟成する前の「ニューポット」、更には、樽出しそのままの原酒など…。
今回の収穫は、山崎蒸留所製の原酒「山崎スモーキー」。定番の銘柄「山崎」を構成するブレンドの一翼、殊にスモーキー・フレーバーが強いものです。
全般にサントリーのウイスキーは、ピート香やスモーキー・テイストを前に出さないブレンドがデフォルトであると見受けます。その辺り、わたくしの全く個人的な嗜好から、少々物足りなく感じていたのですが…。
この「山崎スモーキー」には心底唸ってしまいました。見事に造り込まれた味わいです。
蒸留所限定販売でも良いので、是非にと販売を希望致します。

そんなこんなで、仲間と随分杯を重ねてしまいました。

そう言えばこの蒸留所、「山崎」となっていますが、実際の所在地は京都府乙訓郡大山崎町ではなく、大阪府三島郡島本町です。

京都府と大阪府の丁度境目、本当に薄皮一枚で大阪府。

納得いかねえ~。


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Comments

トラックバックしていただいたので、こちらからもさせてもらいました。

この山崎蒸留所訪問には、私も同行させていただいていますので、近日中にそのことを自分のBlogに書こうかなと思っています。

Posted by: valkyrja | Monday, January 17, 2005 at 10:50 PM

> valkyrjaさん

いらっしゃいませ♪
トラックバックとコメント、ありがとうございます。
山崎蒸留所は楽しかったですね(^-^)
あれからもう2ヶ月が経とうとしてるのか…。
歳月が流れるのは早い。

valさんの記事、今から楽しみです。
詳しくメモ取ってはりましたからねえ~。

それと、google窓の件、ありがとうございました。
こちらは明日と明後日がスケジュール的に峠(笑)なんで、そこを乗り越えたら、経緯も含めて記事にしてみたいと思ってます。
水曜の晩か、あるいは木曜…うーん…(^^;

Posted by: Tando | Monday, January 17, 2005 at 11:11 PM

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